日本には、世界に誇れる「手の仕事」がある。
革を見極める目、ミリ単位で調整する指先の感覚。
それは、長い年月をかけて培われてきた、まさに“匠の技”。
けれど今、その手は静かに、ひとつ、またひとつと消えようとしています。
私たちが「オーダーメイド」に込めた決意
TSUNAGARI(ツナガリ)のグローブづくりは、簡単ではありません。
技術のある人を見つけるまでに3年かかりました。
そして見つかったその技術者も、次にバトンを渡せる人を探しています。
だったら私たちが、その“つなぎ手”になろう。
そう思ったのが、オーダーメイドにこだわる理由です。
誰のために、何のために仕立てるのか
大量生産すれば、もっと効率はよくなる。
でも、それでは“伝統”も“想い”も届かない。
ひとりひとりの「手」に合うように仕立てること。
贈る人、贈られる人の「背景」にまで寄り添うこと。
TSUNAGARI(ツナガリ)が届けたいのは、モノではなく、つながりです。
難しいからこそ、選ぶ価値がある
革は薄く、衝撃を受けるゴルフグローブは、手袋の中でも特に製作が難しい。
だからこそ、私たちはゴルフグローブを選びました。
本当に難しいものに挑むことこそが、技術を“本物”として伝えていく道だと信じているからです。
大切なのは「作ること」よりも「受け取られること」
どんなにいいものを作っても、手に届かなければ意味がない。
だから私たちは、お仕立て券という形で、大切な誰かへのギフトにもできるようにしました。
・還暦祝いに赤のグローブを
・父の日に「ありがとう」の刺繍を添えて
・退職記念に、名前を刻んで
“贈ること”もまた、“伝統”をつなぐ手段のひとつだと、私たちは考えています。
つくる人と、つかう人をつなぐ
それが、TSUNAGARI(ツナガリ)のオーダーメイドです。




